マイクラサーバーとは?立てるメリット
マイクラのサーバーを自分で立てると、友達や家族と同じワールドでマルチプレイが楽しめます。公開サーバーに参加する方法もありますが、自分でサーバーを立てることで好きな設定・MOD・プラグインを自由に使えるのが最大のメリットです。
また、常時稼働のサーバーを用意しておけば、ホストが接続していない時間帯でも友達がワールドにアクセスできます。
- 自分だけのワールドで友達と遊べる
- MODやプラグインを自由に導入できる
- ゲームルールや難易度を自分で設定できる
- 公開サーバーより安全・快適に遊べる
サーバーを立てる前の確認事項
Java版と統合版でサーバーの立て方が異なる
マイクラには「Java版」と「統合版(Bedrock Edition)」の2種類があり、それぞれ別のサーバーソフトウェアを使います。また、Java版と統合版はクロスプレイ不可(互いに接続できない)ため、参加者全員が同じエディションを持っていることを確認してください。
| 項目 | Java版 | 統合版(Bedrock Edition) |
|---|---|---|
| 対応プラットフォーム | Windows / Mac / Linux(PC) | Windows / スマホ / Switch / PS / Xbox |
| サーバーソフト | Minecraft: Java Edition Server | Bedrock Dedicated Server(BDS) |
| MOD対応 | ◎(Forge / Fabricなど豊富) | △(アドオン中心) |
| 無料で立てられるか | ◎(公式サーバーソフト無料) | ◎(BDS無料) |
必要なPC環境(推奨スペック)
サーバーを自分のPCで動かす場合、以下のスペックが目安です。参加人数が増えるほど必要スペックも上がります。
| スペック | 最低環境 | 推奨環境(3〜5人向け) |
|---|---|---|
| OS | Windows 10/11 | Windows 10/11 64bit |
| CPU | デュアルコア以上 | クアッドコア以上 |
| メモリ(RAM) | 4GB | 8GB以上 |
| ストレージ | 10GB以上の空き | 20GB以上の空き |
| ネット回線 | 上り5Mbps以上 | 上り20Mbps以上 |
【Java版】マイクラサーバーの立て方(Windows)
Java版のサーバーをWindowsに立てる手順を解説します。大きな流れは「Javaのインストール → サーバーファイルのダウンロード → 起動設定 → ポート開放」の4ステップです。
ステップ1:Javaをインストールする
Java版のサーバーを動かすにはJava(JRE / JDK)が必要です。Minecraft 1.17以降はJava 17以上が必要です。
- Adoptium(旧AdoptOpenJDK)などの配布サイトからJava 21(LTS)をダウンロードする
- ダウンロードしたインストーラーを起動してインストールを完了させる
- コマンドプロンプトで
java -versionを実行してバージョンが表示されれば完了
※すでにマイクラJava版をプレイしている場合、Javaはすでにインストール済みのことが多いです。
ステップ2:サーバーファイルをダウンロードする
- Minecraft公式サイト(minecraft.net)の「ソフトウェア」ページを開く
- 「Minecraft: Java Edition Server」の最新バージョンの
.jarファイルをダウンロードする - 任意の場所(例:デスクトップに「MinecraftServer」フォルダを作成)に
server.jarを保存する
ステップ3:サーバーを起動する
- サーバーフォルダ内に新規テキストファイルを作成し、以下の内容を入力する
java -Xmx2G -Xms1G -jar server.jar nogui
pause
- テキストファイルを保存し、ファイル名を
start.batに変更する(拡張子の変更を確認する) start.batをダブルクリックして起動する- 初回起動時は
eula.txtが生成される。テキストエディタで開きeula=falseをeula=trueに変更して保存する - 再度
start.batを起動するとサーバーが立ち上がる
-Xmx2G はサーバーに割り当てる最大メモリ量です。PCのRAMに応じて調整してください(4GB RAM → -Xmx2G、8GB RAM → -Xmx4G など)。
ステップ4:server.propertiesを設定する
サーバーフォルダに生成された server.properties を開くと、サーバーの基本設定を変更できます。よく使う設定項目を紹介します。
| 設定項目 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| max-players | 20 | 同時接続できる最大プレイヤー数 |
| gamemode | survival | ゲームモード(survival / creative / adventure) |
| difficulty | easy | 難易度(peaceful / easy / normal / hard) |
| level-seed | (空欄) | ワールドのシード値(空欄はランダム) |
| pvp | true | プレイヤー同士のダメージ有効/無効 |
| online-mode | true | Mojangアカウント認証(falseにすると非正規版でも接続可だが非推奨) |
ステップ5:ポート開放して友達を招待する
同じLAN(家庭内Wi-Fi)ではなくインターネット経由で友達を招待するにはポート開放が必要です。Java版のデフォルトポートは 25565(TCP)です。
- ルーターの管理画面にアクセスする(ブラウザで
192.168.1.1や192.168.0.1など) - 「ポートフォワーディング」または「バーチャルサーバー」の設定を開く
- 外部ポート・内部ポートともに
25565、プロトコルTCP、転送先IPをサーバーPCのローカルIPアドレスに設定する - 設定を保存する
- 友達にグローバルIPアドレス(「自分のIPアドレス」で検索すると確認できる)を教え、マイクラの「マルチプレイ」→「サーバーを追加」で接続してもらう
同じ家のLAN内で遊ぶ場合はポート開放不要です。「マルチプレイ」→「ローカルネットワーク」タブから参加できます。
【統合版】マイクラサーバーの立て方(Windows)
統合版(Bedrock Edition)のサーバーは「Bedrock Dedicated Server(BDS)」を使って立てます。スマホ・Switch・PS・Xboxとのクロスプレイにも対応しています。
ステップ1:Bedrock Dedicated Serverをダウンロードする
- Minecraft公式サイトの「ソフトウェア」ページから「Bedrock Dedicated Server for Windows」をダウンロードする
- ダウンロードした
.zipファイルを任意のフォルダに展開する(例:C:BedrockServer)
ステップ2:サーバーを起動する
- 展開したフォルダ内の
bedrock_server.exeをダブルクリックして起動する - Windowsファイアウォールの許可ダイアログが表示されたら「アクセスを許可する」をクリックする
- コンソール画面にログが流れ、
Server started.と表示されれば起動成功
ステップ3:server.propertiesを設定する
フォルダ内の server.properties を編集してサーバー設定を変更します。主な設定項目はJava版と同様です。
| 設定項目 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| server-name | Dedicated Server | サーバー名 |
| max-players | 10 | 最大プレイヤー数 |
| gamemode | survival | ゲームモード |
| difficulty | easy | 難易度 |
| allow-cheats | false | コマンド(チート)の許可 |
ステップ4:ポート開放して友達を招待する
統合版のデフォルトポートは 19132(UDP)です。ルーターのポートフォワーディングでUDPの19132を開放してください。
友達は統合版の「遊ぶ」→「サーバー」タブ→「サーバーを追加」でグローバルIPとポート番号(19132)を入力して接続します。
無料でサーバーを借りる方法(VPSサービス)
自分のPCを常時起動するのが難しい場合は、VPS(仮想専用サーバー)を借りてサーバーを稼働させる方法もあります。有料ですが月数百円〜利用でき、PCを起動していなくても24時間サーバーを維持できます。
- Aternos(無料): プレイ中のみ起動、完全無料でお試しに最適
- MinoSoft(有料): 日本語サポートがあり初心者向け
- ConoHa VPS(有料): 国内サーバーで低遅延、月額約660円〜
- さくらのVPS(有料): 国内大手、安定性が高い
特に初めてサーバーを試したい方は「Aternos」が完全無料で手軽に始められるのでおすすめです。
よくあるトラブルと解決方法
「接続できない」「タイムアウトする」
最もよくあるトラブルがポート開放の失敗です。以下を確認してください。
- ルーターのポートフォワーディング設定が正しいか確認する
- Windowsファイアウォールでサーバーが許可されているか確認する(コントロールパネル → Windowsファイアウォール → 許可されたアプリ)
- セキュリティソフトがポートをブロックしていないか確認する
- 「cman.jp ポート確認」などのサービスで外部からポートが開いているか確認する
「サーバーが重い・カクカクする」
start.batの-Xmxの値を増やしてメモリを多く割り当てるserver.propertiesのview-distanceを小さくする(デフォルト10 → 6〜8推奨)- 参加人数を減らす
- 不要なエンティティ(動物・村人・アイテム)を整理する
「eula.txtが生成されない」「server.jarが起動しない」
- Javaが正しくインストールされているか
java -versionで確認する start.batのファイル名の拡張子が.txtになっていないか確認する(エクスプローラーで「ファイル名拡張子」を表示にして確認)- サーバーファイルが別のフォルダに散らばっていないか確認する
「オペレーター(OP)権限を付与したい」
サーバーコンソールで以下のコマンドを入力することでプレイヤーにOP権限を付与できます。
op プレイヤー名
OP権限を持つプレイヤーはサーバー内でコマンドを自由に使えるようになります。
まとめ:マイクラサーバーの立て方
マイクラのサーバーを自分で立てると、友達と自由なマルチプレイ環境を作ることができます。
- Java版はserver.jarを使い、Java(JDK)のインストールが必要
- 統合版はBedrock Dedicated Serverを使い、スマホやSwitch含むクロスプレイが可能
- インターネット経由での接続にはポート開放が必要(Java版: TCP 25565、統合版: UDP 19132)
- 常時稼働させたい場合はVPSサービスの利用がおすすめ
最初はポート開放がハードルに感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば後は自由にサーバーを管理できます。ぜひ友達を誘ってオリジナルのマルチプレイワールドを楽しんでください!




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